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つまみ細工の手仕事生活

リネンのプレーンシェードを作ってみた

リビングの幅1間の腰高窓にプレーンシェードをかけてます。
かなりくたびれてきたので新しくすることにしました。
いままでのと同じく、ガーゼっぽくて、あまり透けなくて、陽の明るさは遮らない、のが希望。
ニトリからカーテン専門店までいろいろ見て回りました。でも、結局は透けるか遮光するかの二択になってしまう・・・で、ネット界をさまよい歩いて リネンのカーテンというものに行き当りました。あらなんだかすてき。
というわけでリネンはどうでしょうか、と試してみることに。


さて世の中ではプレーンシェードをオーダーすると、もれなくレールもセットになっているそうだよ。今回初めて知りました。
今のレールをそのまま使いたいのだが、そうなると自作・・・? よし、やってみよう!
さっそく、シンプルな生成りの薄くもなく厚くもないリネンをネットで購入。
うわー手ざわりとろーんとして気持ちいい。しかしこのとろーんが曲者であった。

まず生地を一回水通し。かなり縮むそうなので。エマールをちょっとたらしてドライモードで洗濯機でまわす。
干す。生乾きでアイロンかけようと思ってたのに、あっというまに乾く。しかたなくスチームがんがんでアイロンかけ。
もとのプレーンシェードを採寸、ついてたリングテープとマジックテープをほどいてとる。(新しく買ってこようと思ったが結局これを再利用した。)
さて、生地を裁断。ここで曲者とろーんに悩まされる。
ママン、うちにはカーテンのような大きな布を広げる作業台がないよ。しかたなくアイロン台の上で格闘。
とろとろ~と生地が逃げるよー ほどよい重さもあるので、まるですべるように。
生地が伸びるよー 平織なのでバイアスなんてぐーんと伸びる。
ただ平織なので、糸を選んで1本抜くとそこが直線の目印になります。はさみを入れるところはそうやって切りました。
リングテープはあらかじめアイロン接着テープで仮留めし、生地をかつぎながらミシンかけ。
いろいろ間違っているかもしれないが、できた!


曇りの日の採光具合がこちら。織糸の素朴な凹凸がいい雰囲気です。
マジックテープのところは見事に生地が伸びまして、端がナナメになってしまいましたが・・・。

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とろんとしたドレープが出ました。

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同じ部屋の掃き出し窓のカーテンは、同じ生地でオーダーしました。
届くのが楽しみです。