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つまみ細工の手仕事生活

鉄媒染で栗の皮染め

鉄媒染液ができたので栗の皮でリネンを染めてみました。

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左が鉄、右がミョウバンです。

鉄の方は思ったより黒くなったので早めに引き上げたらむらになってしまいました。媒染液が濃かったようです。自作媒染液で濃度もわからないからと、適当スギでした。

むら染めしたと思ってこれはこれで使えそうです。いつものブローチを作りました。場所により濃い色薄い色と使い分けられ便利でした(ポジティブ思考)。次からはまじめにムラ染めしよう。

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鉄媒染液は、錆びた鉄釘を酢で煮て作るとありましたが、錆びた鉄釘が見つからず。錆びさせればいいかなと外に釘を放置しましたが錆びが出るのを待ちきれず。

酸化鉄ならいいんだよね?ということで使い終わったカイロ(ホカロンなど)の中身から磁石で鉄を取り出し醸造酢に漬けておきました。数日すると見事に黒い液体ができました。正しいかどうかはわかりませんが、確かに鉄イオンは取れたようです。

これからは暗めの色も出せそうで楽しみが増えました。

小さなくす玉を作る

雛飾りになるようにと桜橘のくす玉を作りました。

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赤い紐を通すか迷いましたが、ワイヤーで輪っかを付け、あえてのオーナメント風にしました。

橘は実と花をランダムに貼りましたが、桜の方は5弁花を規則的に埋めたくなって、球面を5角形で12等分するところから始めました。手まりの地割りを参考にしてなんとか分割。

まあ、そもそもつまみ細工で作った花は正確な正五角形にならないので(技量の問題…)なんだかんだで隙間ができて、そこは蕾や葉っぱでごまかしています。分割の苦労はなんだったのか…。

メジャーを使わないで線分の三等分や五等分を出す方法は折り紙界からお知恵を拝借しました。

図書館に行って手まりの本を手当たり次第に借りて読んだので、手まりもやってみたくなりました。こうやっていろいろなものを中途半端にかじっていくのはよくないなあと思いつつ興味津々で本を眺めています。