久しぶりに箱根に行きました。温泉に浸かってゆっくりしよう。ずっと宿にいよう。何もしないでのんびりするのだ。
春休みだからか、湯本は若い人でいっぱい。なぜかみんな小さいガラガラを引いています(1回轢かれた)。いったい何を持ってきているのだ、そんなに。私の荷物はパンツ1枚だぞ。
ともあれお昼にとろろご飯を食べたら宿に直行です。
木々の枝がけむったように霞んでいます。山に春が来ているようです。昼さがりの露天風呂の上で鳥が鳴いています。
お風呂に入ってごはんを食べて本を読んで寝てお風呂に入ってごはんを食べる、シアワセ。本は京極夏彦「書楼弔堂 待宵」。なかなか良いチョイスでした。分厚いけれどとても軽い(重量が)!そして内容は濃い。
お土産は定番のゆもちと箱根まんじゅう(通り道ではなかったのでナッツヴェセルを買いそびれる)。それから、小田原で作られているというヘーゼルナッツスプレッドとピスタチオスプレッドを初めて買ってみました。これが大当たり。食パンがこのスプレッドを舐めるための台と化す美味しさ。危険です。
帰りに神奈川県立生命の星・地球博物館に寄りました。博物図鑑を開くような、何度来ても面白いところ。
かっこいいエントランスホール。昔の学習雑誌の口絵のような写真が撮れてうれしい。
知らない土地に出かけるのはわくわくしますが、つい欲張ってへとへとになるまで動き回ってしまいます。近くで知ったところなら、ガイドブックもGoogleマップも要らない。のんびりすることに集中できました。